こんにちはOKUMAです(@OKUMABLOG)です。
会社の若手が熱意を持って仕事に取り組んでくれない!
もっと積極的に仕事に取り組んでほしいのに、、出世する気あるの?
こんなことを思われている方が本記事に辿り着かれたのだと思いますが、会社で恐らく管理職か、指導する側の立場にあられる方なのだと推察します。
私も現在とある会社で中間管理職的な役職で仕事をしているアラサー会社員なのですが、このような感情に少なからず見舞われるタイミングが多々あります。
そんなある日、自分自身も「よく考えたらこの会社で出世、別に出来なくても全然OK」だと考えていることに気が付きます。
ですが自分は目の前の仕事に対して熱意を持って取り組んでいますし、やる気もめちゃくちゃあります(自分で言うな)。
ここで「会社での出世=やる気、熱意」と紐付けることに落とし穴があると認識しました。
そこで今回は「若手が会社で出世はしたくないと考える理由3選」を20代→30代に、会社で管理職なりたてホヤホヤの目線でまとめていければと思います。
どうぞ休憩時間のお供にお付き合い頂けますと幸いです。
自分自身がなぜ会社で出世したいと思わないのか、昔の自分と管理職になった今の自分両方の目線でまとめてみました!
理由①:上司の仕事を見ていてそうなりたいと思える人がいない
まず1つ目が職場の上司でこんな風になりたいと思える人間がほとんどいないことが挙げられます。
「上司=将来の出世した自分」ですから、上司の働き方、職場での様子を側からみて「こうなりたい!」と思えないとますます出世欲がなくなりますよね。
こうなりたい!と思う条件は人ぞれぞれかと思うのですが、私自身社内の上長を見ていて感じたのは
- 心の底から仕事を楽しんで取り組んでいる人がいない
- 出世している人ほどズル賢いイメージ
- 忙しくて兎に角ハードワークをしている
こんなイメージで、心の底からこうなりたいと思えなかったです。
理由②:出世しても給料が爆発的に上がるわけではない
理由その②がお給料に関してです。
理由その①で側から見た時の上司のイメージでこうなりたいと思える人が少ないというお話でしたが、
仮にお給料が爆発的に増えるのであればその点には蓋をして、仕事に邁進できる人もいるのではないかと思います。
ただほとんどの会社で昇進による心理的負荷と給料の伸び率がマッチしていないケースが多々あると思ってまして
例えば私の会社の昇進と給料レンジは下記のようなイメージです。職場の上司やらに聞いた話から推察した数字になります。
手取りの金額に関してはこちらのサイトで計算しました(40歳未満、東京都内、扶養家族がいないという前提条件で統一してます)
役職 | 想定年収(額面) | 想定年収(手取り) |
---|---|---|
役員 | 2,000万円〜? | 約1,455万円〜? |
本部長 | 1,100~1,500万円 | 約860~1,131万円 |
部長 | 900~1,200万円 | 約711~935万円 |
課長 | 800~1,000万円 | 約633~787万円 |
係長 | 600~800万円 | 約489~633万円 |
平社員 | 約400~700万円 | 約330~560万円 |
これを見ると例えば手取りで年100万円ちょっとの収入を得るために係長から課長に昇進したいと思えるかというと必ずしもそうでないなと感じますね。
理由③:仕事で心の底からワクワクした経験がない
とはいえ、人生の時間の大部分を占める仕事において、周りに認めてもらって昇進することは悪ではないですし、そうあるべきだと思います。
なりたい上司もいるし、お金も稼ぎたい!でも、、、という人は「仕事でワクワクしたことがない」人が多いのではないかと感じています。
経験に勝る学び無し。実際に自分が仕事で成功体験を持っていればそれを通じて少なからずワクワクする瞬間があるはずだと思います。(大変なことの方が多いですが)
仕事でワクワクする時間ってどんなタイミングだろうと考える(考えさせられる)ことが出来れば少しでも前向きなコミュニケーションが取れると思います。
まとめ:若手にやる気を出させるには?
今回あげた3つの項目
- なるたい将来の自分が周りにいない
- お金稼ぎはそこまで興味ない
- ワクワクする瞬間が仕事をしていてない
を意識しつつ、将来どうなりたいか?という問いに対する答えを今の仕事の要素を紐づける作業を行うこと。
が重要だと思います。
「将来、独立して経営者になりたい」と考えている部下に対して「そしたら今会社の看板を使って色んな社長に会える機会があるので大切にしないとね」とフィードバックする感じですね。
ただやる気はあくまで本人次第のところがあるので「期待しすぎない」という姿勢を持っておくことが何より重要だと考える今日この頃です。
ここまでお読み頂きありがとうございました。