こんにちはOKUMAです。
先日、出身大学の研究室から「研究室創立◯周年を記念してOB・OGの方に就活、キャリアの紹介をしてほしい」とご依頼を頂きました。
特に断る理由もなく、後輩の前で自分如きが何を話すことがあるのだろうかと思いましたが、断る理由もなく引き受けることにしました。
当日を迎えるにあたって、自分のこれまでのキャリアを振り返ったのでその中で30歳時点のこれまでのキャリアと、これからの自分の理想のキャリアをアウトプットします。
当記事の内容は下記になります。
- これまでのキャリア(理系卒、文系就職)
- 転職をした感想
- 30歳時点の既婚、子持ち男の理想のこれからのキャリアは?
これまでのキャリアの振り返り
私は大学は地方国公立の理系学部卒で鉄鋼商社に入社しました。
理系卒で文系就職は私の研究室ではあまり多くなく、さらに商社というゴリゴリ系の会社に入社する人間は研究室のみならず、学部を見渡しても同期で私だけでした(大学の規模が大きくないから余計かもしれません)。
理系卒で文系就職した経緯の詳細は下記記事でまとめておりますので、こちらにあずけます。
商社を選んだ理由は「給料が良さそうだったから」、「海外に行けそうだったから」という何ともミーハーな理由でしたが、
同期も先輩も良い人が多く、古風な会社で社会人のイロハを叩き込んで頂きました。今となってはこのキャリア選択は自分にとってよかったと心の底から言えます。
ただ少しばかりの違和感は感じていたことは退職当時に書いた下記記事でもある通りで、一生この業界に身を置けるか?と問われるとそうではなかった、というのが結論になるかなと。
そして4年目の途中でこちらの商社から転職することにしました。
転職を機に感じたことの1つは新卒で入社する企業は給料が高いに越したことはないということです。
転職先の給料も基本的に前職の給料が加味されるケースがほとんどです。就職先で迷ったら想定される給料を参考にすることが重要かなと思います。
転職した感想(商社→メガベンチャー)
転職先はいわゆるメガベンチャーに位置する企業です。
この会社を選んだ理由は、「時代の最先端に触れたい」、「キャリアの幅が広がりそう(知名度)」、「勢いのある環境に身を置きたい」、「東京を離れたい」などでした。
前職の雰囲気から一変し、若く活気のある雰囲気の中で働くことになりました。
初めは前職の雰囲気とのギャップに馴染むのが大変でしたが今となっては慣れました(人間の慣れるという能力には毎度驚きです)。
1社目よりも2社目の方が在籍期間が長くなりましたが、その間にありがたい事に昇進の機会も頂き、マネージメントとも向き合う日々を過ごしています。
そんな中でも節目節目で「転職」というカードは常に頭の中にありました。
1度転職をして、感じたことは「転職活動をすること自体にマイナスな面は1つもない」ということです。
- 転職活動にお金はかからない
- 職場の人にも迷惑はかからない(実際に転職するまでは?)
- 自分のキャリアの棚卸しが出来る
- 自分の市場価値がわかる
- 最悪転職すれば良いか!と現職で仕事を攻めの姿勢で取り組める
などなどプラスの面の方が多いと思います。
自分がもう一度就職活動をするなら転職前提で1社目を選ぶかもしれないです。
30歳を迎えた今の自分の理想のキャリアは?
ここから未来の話です。
30歳を迎え結婚し、子供も産まれて、仕事との距離感に悩むことが増えました。
会社員である以上、会社のルールに沿って日中の大きな時間と引き換えにお給料をいただく訳ですが
もっと自由に生きたい!自分でその時折の最善の時間の使い方をしたい!と強く感じています。
家族との時間、老いていく自分の親との時間、友人との時間をもっと大事にしたいなと。
休日も頭のどこかには仕事のことがあります。目の前の貴重な空間に集中できないことが多いです。
これは昇進し立場が変わったこともありますが、会社員という立場がそうさせていると感じています。
そんな中、「ダウンシフターズ」という本を直近読みました。
ミニマルに、足るを知る生き方に共感しました。
自分の今後の生き方も「様々なものを求める」のではなく、「いかに無駄なものを削ぎ落とせるか」を軸にしたいと思います。
仕事との距離感をもう少し置くためには給料以外のキャッシュフローが必要です(家族を路頭に迷わせるわけにはいきません)。
現状は少しずつ株式投資(配当金)を積み上げる策は一番有力かなと考えていますが、そのためには種銭が必要です。
給料の良い会社に転職するという手もありますが、先ほどの仕事との距離感を置くという話の逆をいく選択となりジレンマがうまれます。
これらの踏まえて今のところの自分のキャリア像としては下記を定めています。
平均より少し給料の良い、副業OKの会社に転職しマルチインカムを目指しつつ、不要なものは買わず必要なもののみにお金を使い残りは投資に回す。
今年ももう終わりますが、2025年は上記に向けて転職活動も少しずつ始めていこうかなと考えています。
配当金を育てる過程も当ブログでご紹介していこうか検討中です(ニーズがあるのか・・・)。