こんにちはOKUMA(@OKUMABLOG)です。
今回はmotoさん(@moto_recruit)著の「転職と副業のかけ算」を読んだ感想を紹介させて頂きます。
話題になっている本だけど、一体どんな本なんだろう。
- 転職を検討している人
- 年収をあげたいと思っている人
- 副業をしている人・これから始めようか検討している人
- 今の働き方に不安を感じている人
- 「転職と副業のかけ算」を読んでみようと思っている人
このような方々に向けて、私が実際に「転職と副業のかけ算」を読んで得た
3つの考え方を軸に、それぞれ深堀りしていこうと思います。
その前に簡単に私の自己紹介をさせて頂きます。
〜自己紹介〜
・営業職4年目の会社員
・2020年2月より当ブログを開設
・豊かな人生を追求しています!
詳しい自己紹介は記事にまとめています!
実際に本を読んだ直後に私がツイートした内容です!
私がこの本を読んで心に突き刺さった内容は3つです。
- 市場価値至上主義であろう
- 「軸ずらし転職」
- 本業×副業のシナジー効果
それぞれ順番に紹介していきます!
本記事はあくまで一個人の感想になります。本著が伝えたい内容と一部外れた感想もあるかもしれませんがご了承ください。
転職と副業のかけ算から学んだ考え方①「市場価値至上主義であろう!」
「転職と副業のかけ算」ではmotoさんご自身のキャリアパスをモデルとして具体的なキャリアの歩み方が紹介されています。その中で紹介されている考え方が常に自身の市場価値を意識しようという考え方です。
ここでいう市場価値とは、社内の上司や先輩の評価ではなく、「会社の看板」を取っ払った自分に残る物です。
規模が大きい会社に勤める人ほど、仕事をする上で「会社の看板」に頼りがちです。(というかそうせざるるを得ない場面が多いんですが…)
私自身も新入社員時代に先輩社員から同じようなことを言われた覚えがあります。
お前が「〇〇(会社名)の社員」だから何歳も年上で偉いポジションについているお客さんがお前の話を聞いてくれていることを忘れちゃいけない!そして「お前だから話を聞く」っとお客さんにいつか言ってもらえるようになってくれよ!
どうやったらそんな人材になれるんだろう…
「転職と副業のかけ算」では5つの力が市場価値を高める為に必要と挙げられています。
【市場価値(生産性)を高める5つの力】
①論理的な思考ができる力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰した上で問題を特定する力
④課題に対して仮説を立て、誰にでもわかりやすく説明する力
⑤①〜④を用いて組織をマネジメントする力
引用元:「転職と副業のかけ算」
また,これら以外にも自身の市場価値を高めるためのヒントがいくつも紹介されています。
今回は個人的に特に響いた内容を紹介します!
紹介する内容以外にもたくさんの思考法が紹介されています!
給料は「貰う物」ではなく「稼ぐ物」
「会社にキャリアを用意してもらう」とか「給料はもらうもの」という従来の考え方は捨てて、「キャリアを自分で取りにいく」「年収を自分で上げにいく」「副業を通じて自分でお金を稼ぐ」といった考え方を持つことが必要です。
引用元:「転職と副業のかけ算」
私自身、会社で働いていて、よく見かけるのが「会社の給与体系に対して不満を漏らす人」です。
毎月の給料やボーナス(賞与)の取り決め方などの「会社の決定事項」に対して文句を言うばかりで、
自分自身のパフォーマンスや稼ぐ努力に対して目を向けていない人が多い印象です。
給料はあくまで自分がアウトプットした成果に対する評価物と言えます。
そして会社から得られる給料だけに自分の生活を左右されている状態にもmotoさんは警鐘を鳴らしています。
副業などを通じて収入源を分散化しておくことは、会社が倒産しても「明日からご飯が食べられない」という事態を避けるリスクヘッジになるのです。
引用元:「転職と副業のかけ算」
極論かもしれませんが、会社から突然ハシゴ外しにあったら会社はもうあなたに対して責任を取ってもくれないですし、個人でもお金を稼ぐ力をつけることは今後必要な力になってくるのは間違いないですね!
自分は1つの「商品」あること
本著では、就職にせよ、転職にせよ自分自身は企業に売り込む「商品」である意識を持つことが挙げられています。
「給料を払ってもらう分、自分という商品はこのような問題解決をすることが出来ます。」
このように自分という商品を売り込む。。これはもはや営業活動ですね。
現職が営業職でない方も、転職活動をする際は自分という商品を持って営業活動を行う必要がありますし、
日頃からこの意識を持つことは重要だと感じます。
また、転職活動をしない場合も自分という商品が今働いている会社において、関わる社内外の人たちにどんな価値を提供できているのか、常に意識するべきだと思います。
「自分は商品で、その商品の価値を高めること=市場価値を高める」ってことか!
そして自分という商品の価値は先ほど紹介した通り、社内評価ではなくあくまで会社の看板を取っ払った時に残る自分自身の価値です。これは転職市場に自分という商品を売り出してみることで確認することが有効手段と本著では紹介されています。
社内評価による値付けではなく、転職という労働市場での自分の価値を知ることは、日頃の仕事における努力の方向性を決めるうえでとても重要です。闇雲に今の仕事で努力をしても年収は上がらないので、「年収の増加に紐づける経験」を把握しなくてはいけません。
引用元:「転職と副業のかけ算」
社内で結果を残せていたとしても「井の中の蛙」にならないように、冷静に自分の力をつける経験を積み上げていきたいですね!
転職と副業のかけ算から学んだ考え方②「軸ずらし転職の手法」
つまり、転職で年収を上げるには「業界」か「職種」のどちらかの軸を「年収の高い業界」または「年収の高い業種」にずらすのが近道なのです。
引用元:「転職と副業のかけ算」
「年収をあげる」以外の考え方にも当て嵌めることができるね!
例えば、「労働時間」「転勤有無」とかかな?自分が求める軸をまずは定めたいね!
大前提として本著では「あくまで小手先のテクニックが重要ではなく、自分自身の価値を高めること、今の仕事で結果を出すこと」が重要であることも同時に挙げられています。
業界を考える
業界というと「金融、広告、コンサル、商社、通信」のような会社自体のとかですね!
職種を考える
職種は「営業、管理、エンジニア、」とかです!
転職と副業のかけ算から学んだ考え方③「本業×副業のシナジー効果」
僕はこれからの時代における「安定」の定義は「企業への依存」ではなく、「個人で稼ぐ力」にシフトしていくと思っています。
引用元:「転職と副業のかけ算」
まず大前提として、motoさんは本著で「サラリーマンで得られる経験」を資産として捉えられています。
この考え方にはとても共感しました。SNSとかでよく「本業はもうだめ…副業で頑張る!」って投稿をよく見かけますが、
私自身もサラリーマンであるメリットは多数あると思っています。
理想としては本業でも結果を残しつつ、副業にも時間を投下していくことだと感じています!
本業で最高のパフォーマンスを発揮できていれば、副業にも良い影響があるのか!
本業でパフォマンス向上できれば、結果的に副業に割ける時間も増えるしね!
個人的に「本業(サラリーマン)に専念するメリット・デメリット」と「副業をするメリット・デメリット」をそれぞれ棚卸しして、それぞれのデメリットをもう片方で補うイメージを持つと良いと感じました!
副業に取り組むデメリットは個人的に無いと思っているので(本業でのパフォーマンス低下に繋がるのは当然NGだとして)、本業だけに取り組んでいると直面するであろうデメリットを副業で補えればベストかなと!
本業に専念するでデメリット把握→デメリットを副業で補うイメージ
そこで私なりにそれぞれのメリット・デメリットを棚卸しします!
本業(サラリーマン)に専念するデメリット
私個人が感じる本業(サラリーマン)を取り組むデメリットは下記!
- 得られる収入の上限がある程度決まっている
- 自分の生活を会社に委ねているリスク
- 身を置く会社の以外の業界への知見がない
このデメリットを副業で補えるか考察してみます!
副業で本業専念のデメリットを補填
先ほど挙げたデメリットについて副業では次のように補えると考えます!
得られる収入の上限がある程度決まっている→副業で得られる収入の増大(レバレッジ)
自分の生活を会社に委ねているリスク→収入チャンネルの複数化(リスクヘッジ可)
身を置く会社の以外の業界への知見がない→本業以外の業界にもチャレンジ可能!
本業で得られない部分を副業で得ることができれば最高!
まとめ
今回はmotoさん著の「転職と副業のかけ算」について感想を紹介しました。
「転職」とタイトルにありますが、内容はこれから社会人になる学生に取っても有意義な内容ですので、ぜひ一読してほしいです!
私も学生時代に本著に出会っていれば、自身の就職活動に違いが生まれていたかもしれないです。(もっと早く知りたかった内容です!)
「転職」も「副業」も誰にも取れる手段ですので、読んだ人全員が明日から行動に移せますね!
私も一度、転職市場に自分という商品を出品し、市場価値を見定める事から始めてみようと思います!
それでは今回はこの辺りで!お疲れさまです!