こんにちはOKUMA(@OKUMABLOG)です。
転職を機に本を読む機会を増やしている筆者ですが、
「0秒思考」という本を購入し実際に1ヶ月ほど実践してみました。
今回は実際に0秒思考を試してみた実践方法と率直な感想についてまとめてみます。
- 0秒思考を試した感想
- どのタイミングでどのように実践したか
- 転職者にこそおすすめしたい理由
0秒思考とはどんなもの?
表紙にもある通り、「頭が良くなる、世界一シンプルなトレーニング」です。
中身は簡単でA4のコピー用紙とペンがあれば誰でも直ぐに実践できるものです。
超大手コンサル出身である著者、赤羽さんの考案した方法で、「どんな魔法のようなトレーニングメソッドが書かれているのだろう」と
半ば、興味本位で手に取った私でしたが、中身は超絶シンプルでした。
0秒思考が考案された背景や経緯などを詳しく知りたい方は実際に本を購入されてご確認頂ければと思いますが、
ここで簡単に0秒思考の「方法」だけを紹介させていただくと下記の通りとなります。
- A4用紙とペンを用意する(本著内ではおすすめのペンも紹介されています)
- 右上に日付、左上にタイトル(思考する議題)を書きタイトルの下に下線を引く
- タイトルに関して感じている思考を4つ以上下に箇条書きする
- 1枚あたり1分で書く
- 1日あたり10枚が目安
これだけです。あとはこれを何回も何回も繰り返すだけ!
すごくシンプルなフォーマットとルールだね!
本の中でも触れられているけど、様々な経緯を経てこの型がベストと著者の赤羽さんは気付いたみたいだよ!
まぁ、騙されたと思ってやってみようということで、筆者は自分の日々のルーティンに組み込むことにしました。
0秒思考の実践方法について
筆者は普段会社に勤める、ごく普通の会社員です。
なので0秒思考の時間をとるのは頭と体力をすり減らした帰宅後の夜の時間ではなく、毎朝の出勤前に確保するようにしました。
基本は朝だけど、別の優先してやることあったりして時間を確保出来なかった時は夜に時間を割きました!
ルールは先述した通りで、1枚1分で文房具屋さんで購入してきたコピー用紙を5枚(ケチなので両面使用)して殴り書きしていきます。
はい、たったこれだけです。これを毎日続けるだけです。シンプル!笑
0秒思考を行なった紙を1枚1枚後から使用してロジックツリーを組み立てて使いたい方は裏表両面の使用はNGです!筆者は1度書いた紙は基本収納ボックスに投げ入れてほとんど見返すことはしませんでした。
0秒思考を実際に行って感じたこと
実際に0秒思考を行なってみて感じた率直な感想をいくつかご紹介します。
筆者は約1ヶ月間毎日0秒思考を行い、その後は枚数制限を取っ払って書きたい時に書きまくるスタイルで継続しております。
普段抱えている悩みがラクになる
皆さん普段からの生活で大小様々な悩みと向き合いつつ生きていっているかと思いますが、
1つの悩みが解決しかけるとまた新しい悩みが現れたり、一度にいくつもの悩みを抱え込んだりと悩みの向き合い方も人それぞれだと思います。
0秒思考では一つのタイトルについて瞬間的に浮かんだ自分の思考を連続的に書き出していきます。
中には自分が気づいていなかった本音の部分が言葉として書き出される瞬間もあります。
自分の思考を深掘りするという意味では、瞬間的に出てきた言葉をさらにタイトルに据えて再度思考を展開するのも可能です(自由です)。
悩みごとに対する自分の思考を深掘りし、整理していくと悩みのタネが少しずつ整理され、実は何でもない悩みであったり、意外なところに解決策が潜んでいたことに気づくことが出来ます。
そして何より「書くこと」自体がストレス発散になります。笑
初めのうちは全然時間内で書ききれない
いざ時間制限をかけて紙にペンを持って向き合って見ると
ペンが止まることがたくさんあります。
初めのうちはは特に「何をかけば良いのかわからない」状態に陥入りがちでした。
しかし、回数を重ねていくごとに時間内で書き切れるようになってきました。
0秒思考は脳の筋トレみたいなモノに感じています。毎日コツコツと続けていると自然と出来るようになリマス!
1日10枚がマジで適度な枚数すぎる
0秒思考を毎日一枚1分、10枚を書き続けているとこの10枚というボリュームが程よく感じてきます。
毎日思いつく限りのトピックスを振り絞って書き続け、それを毎日続けていくと頭の整理が進み、
段々と書くことがなくなってくると思うかもしれませんが、毎日生活しているうちにこの10枚分のボリュームに
丁度収まるくらいの何かを自分は吸収しているんだなと気付かされます。
0秒思考を転職経験者におすすめしたい理由
さてタイトルにも記載した通り、私が転職者にこそ0秒思考をおすすめしたい理由に関してここから説明させていただきたいと思います。
理由は大きく分けて2つあります。
- 転職先に馴染むまでに様々な悩みが生まれるから
- 転職先で得る新しい経験を整理することができるから
順番に見ていきましょう。
①転職先に馴染むまでに様々な悩みが生まれるから
転職し新しい職場で働くとなると新しくインプットしなくてはいけない知識も増え、人間関係も一からのスタートとなるため
自分が気づかないうちに「見えないストレス」を抱え込んでしまう可能性があります。
実際に筆者も初めの数ヶ月は新しい職場の環境に馴染むことに苦しみました。苦笑
転職後の様子を綴った記事はこちら…
その日にあったことはその日の夜、もしくは翌朝に振り返ることで「自分が何に悩んでいるのか」を明らかにすることで、気持ちがラクになります。
「0秒思考」を行うことは思考力の強化、棚卸しにもなり転職経験者にとっては一石二鳥です。
②転職先で得る新しい経験を整理することができるから
転職先では一日でも早く職場に慣れ、戦力になることが求められます。
時には新卒で入社した同年代の社員とも比較され、競争させられます。
知識面では既存の社員との差を埋めるべく、膨大な情報をインプットしなくていけません。
しかし、業務時間中に学んだ知識を自分の中に咀嚼して落とし込む時間は確保出来ない可能性が大きいです。
(勿論、確保できるに越したことはないですが、業務に忙殺される可能性があるため)
となると業務時間外の時間でその日にインプットした知識、疑問点を自分の中で整理する必要があります。
ここでも0秒思考の出番な訳です。
疑問点を洗い出し、深掘りしていくことが出来るようになります。
洗い出した疑問点を翌日、先輩社員に質問することで自分の理解を一層深めることが出来ます。
0秒思考は転職者の味方だね・・・!
0秒思考を実践:まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は赤羽雄二氏著の「0秒思考」を実際に購読し、実践した転職経験者がその感想と転職者にこそ0秒思考をお勧めする理由についてまとめました。
勿論、転職者のみならず現代社会を生きる全ての人に響き、必要な内容が書かれた本ですので、
一度手にとって読んでみることをお勧めいたします。
筆者も思考を止めずに、鍛えながら本業、プライベートに活かしていければと思っております。