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「専門商社」の将来性、働くメリットを5つの軸で解説【体験談】

こんにちは!OKUMAです。

皆さん「商社」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?

私の周りで聞こえてくる声は大体は下記みたいな感じです。

  • 高収入
  • グローバルに活躍できる
  • モテる
  • ハードワーク
  • 華やか
  • 仕事がダイナミック

しかし、皆さんのイメージする商社は大体の場合が「総合商社」と呼ばれる企業群だと思います。

※総合商社とは「三菱商事」「三井物産」「伊藤忠商事」「住友商事」「丸紅」の5社。もしくは「双日」「豊田通商」の2社を加えた7社を指して呼ぶことがほとんどです。(いずれも超が付く大企業であり、昔から就活生からの人気も途轍もない企業です。)

一方で、同じ商社でも「専門商社」と呼ばれる企業群があることを皆さんはご存知でしょうか?

くまじろう

センモンショウシャ・・・? 何じゃそれ??

おそらく、↑みたいな方が大多数!!!

そこで、今回はあまりスポットライトに当たらない「専門商社」を皆さんにご紹介、おすすめしてみたいと思います!

この記事のターゲット
  • 就活生の方
  • 転職を検討している社会人の方
  • キャリアパスで商社を検討中の方

専門商社に関する体験談、情報は他の記事でも取りまとめていますので合わせてご覧ください!

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商社って何をしている会社?

くまじろう

そもそも「商社」って何して利益を上げてる会社なの?

商社とは

商社の収益の上げ方は大きく分けて2つです。

  1. 「トレーディング収益」
  2. 「事業収益」

「トレーディング収益」

これは分かりやすく言えば「中間手数料」です。下記のイメージ!

「A社から100円の物を仕入れてきてB社に120円で売る。」→差額20円がトレーディングによる利益です。

これだけ見ると、「A社がB社に直接販売すれば良いのでは?」という商社不要論が聞こえてきそうですが、

なぜこのようなビジネスモデルが成り立つのか、、

「ビジネスが成り立つ=そこにお困り事がある」という基本原理で考えてみましょう!

今回の仕入れ先(A社)のお困りごとは何でしょう?

一つに「与信」があります。

くま男

100円の商品を作ったので企業に販売したいけど、下手な会社に販売して売上げの回収ができなかったら・・・心配・・・

販売先のターゲットであるB社に資金力が無かったり、会社の歴史が浅かったりすると、売り手側のA社は「ちゃんと売上(売掛金)を回収できるのか不安」になるわけです。

そこで、資金力のある商社が間に入ることでA社の販売先は売上げの回収に不安の無い「商社」になるわけです。

これは商社の「金融機能」と呼ばれます。

このように専門商社はこの「トレーディング収益」を会社の収益の柱としている場合がほとんどです。

「事業収益」

先程の「トレーディング収益」が専門商社の収益の柱であるのに対して、「事業収益」総合商社における収益構造の中心に置かれることが多いです。

事業収益とは事業を運営し発生する収益のことです。

簡単にいうと「会社を運営(時には買収)」することで得られる収益です。

分かりやすいところだと、下記のイメージ!

  • 「コンビニエンスストア」を運営していたり・・・
  • 海外にある「とあるプラント」に出資してみたり・・・
  • 会社設立してみたり・・・

どれも莫大な資金を投資して得られる収益構造です!

*最近では一部の専門商社でも「事業収益」への収益構造の移管が唱えられておりますが、上記の通りまだまだ莫大な資金力のある「総合商社」の土俵なイメージです。

専門商社とは?

ここまで商社の収益構造について話してきましたが、

「専門商社って結局のところどんな商社のことを指すの?」

という問いに対しては下記が1つの答えになります。

専門商社とは 自社の取り扱う商材の大半が「1つの商材」が占める商社

要は自社が取り扱う商材の範囲を絞り、特化した商社と言えます。

専門商社で働くメリット5選

それでは、世で大人気就職先の総合商社を差し置いて、

あえて専門商社をピックアップしてお話させて頂いているのか・・・

それは・・・筆者が専門商社に勤めているから

ズバリ、5つの理由があります!!

*前提条件として専門商社といってもピンキリで・・・世の中には沢山存在します!あくまで1匹のクマの個人的な見解としてよんで頂けると幸いです!

①給与水準が高い

世間一般的に見て給与水準は高いと言えます。日本の平均年収が「360万円」なのに対して、専門商社の平均年収はおよそ「600万円」と言われています。

中には30歳を超えた頃には1,000万円を超える専門商社もあリマス。

でも「給与」って意味なら総合商社の方が高いのでは?っという声が聞こえてきそうですが、その通りです。総合商社の平均年収は「1,330万円」と言われますので圧倒的な差があります。(但し、規模の大きさで上位の専門商社においては平均年収1,000万円近くになることもあります。ピンキリです!)

くまじろう

ならみんな総合商社を目指すべきじゃん!!!!

そういった声が聞こえてきそうですが、ここでは「世間一般的な水準」に比べて優位性があることを推させて頂きました!次の項目からさらに深掘りしたメリットをご紹介します!

「給与水準」では

  • 平均年収は大きく上回る(およそ2倍!)
  • 総合商社には及ばない(総合商社は給料化け物級!)

②配属リスクが小さい

次に「配属リスク」が小さいことが挙げられます。総合商社もそうですが世間のいわゆる「大企業」だと部署も多岐にわたり、扱う商品も様々です。

一方で専門商社は冒頭にも話した通り、扱う商品が限定されているので入社後、配属された瞬間に「え。思ってたのと違う!!!」ってことにはなりにくいです。(それでも人によっては想像していた部署に配属されずに不満が溜まり、辞めていく場合もありますが、それが人生です。)

想像していた仕事内容に取り組める可能性が総合商社、その他大企業よりも高い。

③昇給のハードルが低い

ここポイントです!専門商社という企業は給料の上がるスピードが一般より早いです。そして専門職(保険屋さんとか研究職とか)と違って、「〇〇の資格が無いと昇給しない」というような事もありません。(企業によってはTOEIC、簿記くらいは設定されている場合はありますが)

やめなければある程度の給料は見込めると言えます。

④単純にモテる

厳密には商社マンだからモテるわけでは無く、一緒に遊ぶ同期、先輩に「遊び慣れている」人間が多く、彼らから様々な遊び方学び、気づいたら自分も垢抜けている!!っというケースが多いです。

「類は友を呼ぶ」って言いますが、イケてる同期にイケてる異性を紹介してもらえたりする可能性が高いです。

(ごく稀に商社マンが好きな方もいますが・・・・)

⑤コスパが良い

専門商社は収入面もそうですが、成長面でもメリットが多いです。

やる気のある人間が多く上昇志向の強い人たちばかり!日々良い刺激を受けながら自分磨きに励める可能性大です!

しかし・・・・しかしです!!!

就職の「競争率」という意味ではそこまで高く無いです。

ニッチな会社が多い分、「知っている人しか知らないけど優良企業」が結構あったりします。就活生の皆さん!ここ注目!

まとめ

世の中にあまり知られていない「専門商社」をOKUMA目線で今回は紹介しました!

この記事で少しでも多くの方の知見が広がれば嬉しく思います!自分にあった会社で

最高の最強のサラリーマンを目指しましょう!!


		
OKUMA
この記事を書いた人
新卒で入社した商社(鉄鋼)を3年で退社し現在はITメガベンチャーで勤務するアラサー。転職を機に地方に移住。趣味は筋トレ、読書、サウナ巡り。TOEIC860/日商簿記3級取得済み。中小企業診断士の勉強中。

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