MENU

【会社員】社内の人間関係を少し無理してでもしっかり築いておけば後に自分の助けになる話

こんにちはOKUMA(OKUMABLOG)です。

私は2020年上期一杯で新卒で入社した会社を退職し、下期より別会社へと転職する予定の人間(くま)です。

皆さん「人間関係」と聞くとどのようなイメージを抱くでしょうか?

私が約3年半在籍した会社は「商社」という業界ということもあり、この人間関係を重んじる社風でした。

学生時代の自分と、転職を控える現在の自分人間関係という言葉の捉え方に多少変化があった為、今回は記事にしてみます。

人間関係を少しずつ積み上げることで仕事をし易くなることもこの3年間で実感しました。

当ブログでは転職、本業から得た経験を元に「キャリア」に関することや、ブログ運営等の「副業」に関すること、遠距離恋愛などの経験から得られた「人間関係」に関することをメインに、普段の生活で得られた知識をアウトプットしています。

クリック出来るもくじ

学生時代に考えていた「会社員の人間関係」

看護師の母サラリーマンの父を両親にもつ私は小さい頃からずっと父親の姿=会社員像として捉えていました。

土日はたまにゴルフに出掛け、平日も会食、飲み会、忘年会シーズンなんかは結構な頻度で帰りが遅かった。

小さい頃(〜高校生くらいまで)はこの父の姿に違和感は無く、「サラリーマンはそういうものなんだ。」っと特に意識せず他人事のように感じていました。

しかし、大学に進学し就職活動に取り組み始めてからいざ自分自身が会社員となる実感を持った瞬間から、会社員における人間関係に対する負のイメージが自分の中で錯綜したことを今でも覚えています。

  •  行きたくない飲み会
  •  絡みたくない人間と絡む
  •  業務時間以外でのコミュニケーション
  •  若手時代は幹事業もやらないといけない
OKUMA

学生までは仲の良い友達とだけ連んで、行きたい飲み会にだけ参加していれば良かったけど、、会社員になったらそうも言ってられなくなるんだろうなぁ。憂鬱。

っとこんなことが頭を過ぎったわけです。

余談ですが、私は昔から人間関係を築くことが苦手な方でした。興味がある人とだけ絡みたい。自分に害を与えるような人とはすぐに距離を取る。こんな生き方をずっとしてきていました。

私はよくB型っぽいと言われます(実際B型何ですが。苦笑)。「他人に興味がなく、自分の心地よい関係性だけを優先しがち」これが周りから見た学生時代の私の姿だったみたいです。

商社で働いて人間関係への価値観が変わった

就職活動を終え、新卒で入った会社は「商社」

入社を決めたきっかけは「人」でした。先述した通り、会社員における人間関係に不安を感じていた私は「一緒に働く人の雰囲気が仕事内容よりも大事かもしれない」と考え、就職活動を通じてお会いした社員の方々の雰囲気を見て入社を決めました。

実際、この選択は間違っていませんでした。人事の担当者だけでなく実際にその会社で働いている人の雰囲気を入社前に知っておけたことが大きかった。自分が入社した後のギャップを小さくすることができました。

採用の選考段階で自社の社員に合わせてくれる会社は多くあると思いますが、ぜひ就職活動される方は自分からも率先して行きたい会社の社員に会うことをお勧めします。

商社に関する記事は他にも纏めていますので興味のある方は合わせてご覧頂けると幸いです!

そんなこんなで入社した会社で「会社員」としての生活が始まったわけですが、ここから私自身の人間関係への価値観が変わって行くことになります。

先ほど挙げた私が「会社員における人間関係」に対して抱いていた負のイメージ。

  •  行きたくない飲み会
  •  絡みたくない人間と絡む
  •  業務時間以外でのコミュニケーション
  •  若手時代は幹事業もやらないといけない

これら全てを私が入社した会社では重んじる風土があったのです。

OKUMA

皆んな人としては素晴らしい人ばかりだけど、会社員である以上避けられないのか、、

しかし仕事である以上逃げられない。。とりあえず郷に従うことにしました(従うことしかできなかった)。

そんな会社員生活の中で人間関係に対する考え方が変わったきっかけをいくつか纏めてみます。

人間関係は積み重っていくモノ

人間関係を築くことに前向きになれなかった私ですが、毎日出社すると部署の方々全員に挨拶をしてまわるようにしていました。

別に気に入られたい願望があったわけではないですが「挨拶はして当たり前」、「どうせなら気持ちよく働きたい」と言った何気ない気持ちで、入社してから毎日欠かさず行っていたことです。

一方で、その他のコミュニケーションは積極性が欠けたもので、特に入社直後はお酒が得意でなかったため(アルコールに弱かった。)飲み会への参加率も高くはありませんでした。

そんな中、とある先輩から飲み会の場でこのようなことを言われました。

先輩社員との会話一部抜粋

先輩社員

OKUMAは同期以外に他部署の人間と繋がり持てているか?仕事で色々聞きたいこととか協力してほしいことが出来た時に仕事がしやすくなるから各部署に1人は話せる人間を作っておいた方が良いよ。

OKUMA

会社のサークル活動とか飲み会とか参加してないし、同期以外で他部署に話せる人少ないなぁ。。

先輩社員

お前挨拶はちゃんと出来るんやから、人間関係も積み上げていった方が良いよ。挨拶と一緒で人間関係も毎日コツコツ積み上がって行くものやし、ある日いきなり「超仲良し!」なんて無理なんだから。

この人間関係を積み重ねるイメージを先輩社員との会話で気付かされ、自分、今まで場当たり的な生き方をしていたなぁと感じました。

OKUMA

少しづつ積み上げて行くかぁ。。

そして私の場合、一番てっとり早く人間関係を築くことができると感じた手段は飲み会でした。

苦手な飲み会でしたが、そもそも周りに飲み会好きな人間が多かった(=誘われる頻度が高かった)こともあり、一番てっとり早く周りに自分の顔と名前を知ってもらえる手段でした。

飲み会で顔見知りになったら、社内であった際に必ず挨拶をする。

これの繰り返しで以降は無理をしてまで飲み会には参加しなくてもある気軽に仕事の用件も話せるようになり、仕事をする上でかなりやり易くなりました。

毎日、社内であった際に少しでもコミュニケーションを取る。その為にはまずは自分の顔と名前を知ってもらうために飲み会に参加する。人間関係を積み上げる為の自分にルールとなりました。

苦手な人にもアプローチすべし

私は入社し配属された部署に苦手な先輩がいました。当記事では便宜上この先輩を「A先輩」と呼ぶことにします。

今となっては尊敬できる大好きなA先輩ですが、

その当時私はA先輩を以下のような特徴から「出来れば距離を置きたい人」として認識していました。

特徴としては下記のような感じ。

A先輩の特徴

  • 遅くまで連れ回される(お酒大好き、話すの大好き)
  • 下に対して毒を吐く
  • 雑務ぶん投げされる

学生時代の私ならこのA先輩も距離を置いていたであろうタイプの人でした。

OKUMA

逃げる訳にはいかない!同じ部署だし嫌われたら仕事がしにくくなる、、、

こんな考えからA先輩のお誘いには基本的にお供するようにしていました。

そしてある日、お酒の場(深夜回った遅い時間)でA先輩と卓を囲んだ際、

私はつい、うとうとしてしまっておりました。。

そんな私を見たA先輩は、おしぼりを投げつけてこう言いました。

A先輩

おもんないなら帰れ!!

そして翌日私は先輩に謝りに行きました。そこでこのような言葉を貰いました。

A先輩

お前が俺に対して苦手意識あるのは何なくわかってた。OKUMAが今後仕事をして行く上で俺みたいな苦手な部類の人間とも関わって行く必要が出てくる。俺やったらええけど。それがお客さんやったらどうする?こっちから心を開くしかないねん。本音で話してない、つまんなそうって丸分かりの奴に相手も心開かんやろ。人間関係は苦手な人にこそ「情報出しは自分ファースト」でやった方がええで。まぁ俺もお前のこと嫌いやけど。笑

この言葉を聞いて、「一理ある!!!」っと感じた私は「お酒弱くても最後まで生き残るサバイバル術」「苦手な人にこそ自分ファーストで情報、気持ちを先出しする意識」を持つようになりました。(筆者は単純です。笑)

仕事上でも相手に協力をしてもらう前にまず自分が動くことを意識しました。相手が必要としている情報を先にこちらから提供する等、相手がして欲しいことを先にすれば相手も自分に対して何かしらの形で返そうとする。商売の基礎にも通ずる部分があるなと感じています。

贔屓(ヒイキ)はされて当たり前

このA先輩からもう一つ教わったことがあります。

それは「贔屓されて当たり前」ということです。

学生時代までうまく先輩や先生に気に入られようとする人間(贔屓されようとする人間)はどこかズルイ人間だと思っていましたが、どうやら社会人となった今、それは違うようです。

A先輩

同じサービス・商品を同じ価格で売ることができる営業マンが2人いたとして買い手側はどちらから商品を買うのか。社内では同じレベルの社員が2人いたとして上司はどちらに重要な仕事を任せるのか。

最後は人間関係や。
「人間関係出来てません」なんて言い訳にしかならんよ。

結果を求められる会社員である以上。自分も「プロ」。意識を変えていかねばと自分の考えの甘さを痛感させられました・・。

まとめ

今回、ご紹介した会社員における「人間関係」への考え方ですが、

あくまで私個人の考え方です。職種、環境によって人間関係の良い形も違ってきます。

私は「商社の営業マン」という括りの中において人間関係の築き方を自分なりに今回の内容見たく解釈しております。そして転職先でもまずはこの方を適用させていき、少しずつ環境にあった形での人間関係の築き方を模索し続けたいと思います!

皆さんがそれぞれの環境にあった形での最適解を見つけらるようにこの記事が少しでも役に立てば幸いです!

それでは今回はこの辺りで!お疲れ様です!

OKUMA
この記事を書いた人
新卒で入社した商社(鉄鋼)を3年で退社し現在はITメガベンチャーで勤務するアラサー。転職を機に地方に移住。趣味は筋トレ、読書、サウナ巡り。TOEIC860/日商簿記3級取得済み。中小企業診断士の勉強中。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
クリック出来るもくじ
閉じる